2023年度第5回アキバテクノクラブオープンセミナーは、株式会社アバンアソシエイツとの共催で、小黒一正氏の講演をお聴きいただきます。定点観測として翌年を展望するこのセミナーは毎年好評いただいております。どうぞこの機会をお見逃しなく。
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通常国会では政治資金規正法にまつわる報道が喧しいが、一方で昨年6月に閣議決定されたいわゆる「異次元の少子化対策」で示された「こども・子育て支援加速化プラン」を実施するための「支援金制度」の制度設計をめぐる審議からも目が離せない。子ども家庭庁では公的医療保険の保険料に支援金負担分を合わせて徴収する仕組みとしており、試算では加入者一人当たりの拠出金が500円/月という。この制度の妥当性についてNHKの世論調査によれば、「妥当だ」20%、「妥当ではない」31%のほか、「支援金制度自体に反対だ」33%となっており穏やかでない。
能登半島地震復興対応も含め緊急性を要する政策決定が急務だが、年々不確実性が高まる社会・経済情勢の中で真に豊かで安心できる持続可能なくらし実現に向けて、我われはどう向き合わなければならないのか。
今回ご登壇いただく小黒一正先生は、次世代オピニオンリーダー。毎年この時期にご登壇頂いており、通算13回目となります。「失われた30年」で歪になった財政及び政策の現状と課題を詳らかにし、展望を語っていただきます。皆様この機会に奮ってご参加下さい!
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【第5回アキバテクノクラブオープンセミナー】
【日時】2024年3月19日(火)16:00〜18:00
【方式】完全オンライン方式によるライブ配信を聴講
【定員】特に制限はありませんが、早目の申込みをお願いします。
【3月12日〆切】
【テーマ】「日本経済と財政: 2023年回顧と2024年展望」(仮題)
【講師】小黒一正氏(法政大学経済学部教授)
【略歴】
法政大学経済学部教授。1974年生まれ。京都大学理学部卒業、一橋大学大学院経済 学研究科博士課程終了(経済学博士)。1997年 大蔵省(現財務省)入省後、大臣官房文書課法令審査官補、関税局監視課総括補佐、財務省財務総合政策研究所主任研究官、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015年4月から現職。
財務省財務総合政策研究所上席客員研究員、経済産業研究所コンサルティングフェロー。内閣官房・新しい資本主義実現本部事務局「新技術等効果評価委員会」委員、厚生労働省「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」構成員、会計検査院特別調査職。日本財政学会理事、日本医療福祉建築協会理事、鹿島平和研究所理事、新時代戦略研究所理事、キャノングローバル戦略研究所主任研究員。2013年度より潟Aバンアソシエイツシニアリサーチャー。専門:公共経済学。
著書に、『日本経済の再構築』(日本経済新聞出版社)、『2050 日本再生への25のTODOリスト』(講談社)、『日本経済30の論点』(共著/日経BP社)、『薬価の経済学』(編著/日本経済新聞出版社)、『2025年、高齢者が難民になる日〜ケア・コンパクトシティという選択〜』(共著/日本経済新聞出版社)、『どうする地方創生』(共著/日本経済新聞出版社)等多数。
【主催・共催】株式会社アバンアソシエイツ、アキバテクノクラブ
▼お問い合せはアキバテクノクラブ事務局まで
e-mail:info@akiba-sangaku.jp
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