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  2014年度第6回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
(共催:情報処理推進機構)                


ご講演の様子

2014/12/16 
2014年度第6回アキバテクノクラブオープンセミナー

 
講演:
 『スケルトニクス株式会社を一年やってみての感想』
   白久 レイエス樹 氏
   〔スケルトニクス(株)代表取締役 /
           2013年未踏スーパークリエータ 〕

 『予定管理アルゴリズムの模索』
   竹井 悠人氏 
    〔(株)Emaki取締役/2013年未踏クリエータ〕

 『プログラミングを楽しく簡単に。
      C++ライブラリ「Siv3D」の挑戦』
   鈴木 遼 氏 
    〔早稲田大学基幹理工学研究科/
           2013年未踏スーパークリエータ〕

■  未踏を卒業して一年間活動すると・・・・  


 本年度第6回オープンセミナーは情報処理推進機構との共催ということで、未踏交流会としては通算15回目の開催となりました。今回の講師である3氏は、2013年に未踏に採択され2014年6月に卒業という同期の3名で、卒業後も約半年間ほぼ同じテーマで研究開発を続けたり起業して同じテーマのビジネス領域で活動したりということで、その後の状況を報告していただきました。

 白久レイエス樹氏は、外部動力に頼らず自分の力で動かすことができる「メカニカルスーツの開発」にこだわることで、当初6分間しか活動できなかったスーツを1時間10分まで活動時間を延ばすことに成功し、未踏卒業後もNTT東日本のフレッツ光のギガ速いロボットスーツに採用されたことで全国区の知名度を得ることができたとのことで、またシンガポールとオーストリアのイベントにも招待されて、活動の場を海外にも広げているとのことでした。

 竹井悠人氏は、未踏で研究開発した自動での予定管理やスケジューリングを行うアプリを、スマホに実装してさらに機能を追加しながら製品化を進めているとのことでした。

 また鈴木遼氏は、開発した「Siv3D」に改良を加えながら、本年秋にはCEDECにも出展、小中学生を対象にPC上で音や画像を扱う面白さを教える講座なども開催し、啓蒙活動を続けているとのことでした。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

ショートプレゼンテーション&懇親会

■ 恒例のショートプレゼンテーションでは・・・・


 ビールと万かつサンド片手に行われた恒例のショートプレゼンテーションは、竹渕瑛一氏による「リアルタイム楽器アプリを作ってみる」、高橋秀典氏による「ものづくり事始め」、岩崎健一郎氏による「プロットタイピング講座の挑戦、つくる人をつくる」、の3件の発表となりました。

 竹渕氏はリアルタイム音声処理をソフトで行うTinyAISOの紹介とその背景、その活用としてギターをデジタル化する試みなどを楽しく紹介されました。

 また高橋氏は、文科系人間が3番目に発表する岩崎氏のプロットタイピング講座という理科系人間向け講座を受講して、自動座禅管理装置「Zenマスター」の企画のとりまとめ・開発・製造の苦労話を紹介されました。

 最後に岩崎氏が、3回目となったプロットタイピング講座の概要と高橋氏を含む受講生の作品の講評やメーカーフェアでの評判、さらに9月に設立されたプロットタイピング協会の概要などを紹介されました。

 そのあとはいつものように竹内先生も交えた熱い議論となって、万かつもビールもなくなったところで、これまた恒例となった竹内先生による「日本二本締め」で無事お開きとなりました。
 
(写真をクリックいただくとショートプレゼンテーションおよび懇親会の様子がご覧いただけます)
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