アキバテクノクラブ
イベント
コンセプト
イベント
メンバー活動紹介
ATCメンバーリスト
ポッドキャスティング
イベントスケジュール
+お問い合わせ
+サイトポリシー
+個人情報保護について
ホームへ戻る


  2013年度第10 回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
               


講演の様子

2014/2/26 
2013年度第10回アキバテクノクラブオープンセミナー
       (未踏交流会Vol.12)
 
 講師:ウェブペイ株式会社CEO 久保 渓氏
     (2008年下期未踏採択)
     
 テーマ:
『未踏と日米起業とWebpay 』


■ 日米起業とその差異とは・・・・  


 本年度第4回オープンセミナーは情報処理推進機構との共催による未踏交流会ということで、通算12回目の開催となりました。

今回の講師は2008年下期に未踏本体に採択されたウェブペイ株式会社CEOの久保渓氏に、「未踏と日米起業とWebpay」と題して講演いただきました。

 久保さんは、長崎県の高校卒業後ミネソタ州のCarleton Collegeを自力で学資を稼ぎながら6年がかりで卒業され、2010年にシリコンバレーで起業、2013年には日本に戻りウェブペイ株式会社を4名で設立(内3名が未踏卒業生)という経歴の持ち主で、自ら経験された日米での起業の違いや学生気質の違いなどを、US仕込みのプレゼンテーション技術を駆使して講演されました。

米国での起業は外国人の起業も多く、それぞれの国の文化や伝統を基盤としてさらに加えて実力も加味しての競争となるため、ベンチャー支援の体制が整っているものの競合も多く起業するのが大変であるがキャピタリストも多いので予想外の支援を得られるケースもあり企業冥利に尽きることがある。一方日本では、市場も小さくキャピタリストの数や規模も小さいが競争も少なく起業そのものは容易な面もあるが、英語圏市場に営業展開していく上ではあまり支援は得られないと考えた方が良いとのことであった。


(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

ショートプレゼンテーション

■ 恒例のショートプレゼンテーションでは・・・・


 ビールと万かつサンド片手に行われた恒例のショートプレゼンテーションは、今回は2件ということで、一般社団法人日本デジタルマネー協会フェローの桶田桂一氏とH2L株式会社取締役の岩崎健一郎氏によるプレゼンテーションが行われました。

桶田氏は、デジタルマネーの代表格であるビットコインの普及状況を話されPRされたものの、講演1週間前頃から国内の通貨取引所であるMt.Goxの取引停止問題が急浮上、極めてホットな質疑が行われましたが未踏メンバーでもビットコイン利用者は少なく法律的にも未整備な状況ということで、憶測の域を出ない議論という形となりました。

また岩崎氏は秋葉原で開催している第2回のプロットタイピング講座の概要と8人の卒業制作についての報告があり、ますます生徒の質が向上している様子に参加者全員が感動することとなりました。
 
 その後未踏の生みの親である竹内先生も交えて通常通りの熱い議論となって、通常の終了時間を大きく過ぎて続くこととなりましたが、最後は竹内先生の「日本二本締め」で無事お開きとなりました。

(写真をクリックいただくとショートプレゼンおよび懇親会の様子がご覧いただけます)
  ▲topへ →アーカイブリストへ