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  2013年度第8回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
               


街歩き

2013/12/5 
2013年度第8回アキバテクノクラブオープンセミナー
       (第4回東京まち歩き研究会)
 
 講師:金子 和夫氏
     (金子和夫事務所株式会社 代表取締役)
     
 テーマ: 商店街ブランディング実践編
       『亀戸レトロ商店街を歩く』


■ まち歩きで体感できる下町びとの心意気  


 平成25年度第8回目のオープンセミナーは、10月に開催された第6回オープンセミナーの講師として、亀戸観光レトロ商店街についてお話をいただいた金子和夫氏を案内役に、実際に亀戸のまちを歩くことで、講演だけでは伝わりにくい街の空気感や人々の生活感を感じる「実践編」となりました。
 17人の参加者は、JR亀戸駅の北口改札付近に集合し、15時よりまち歩きがスタートしました。 はじめに、亀戸のシンボルともなっている、羽のついた亀のオブジェを中心とした噴水公園へ。付近には、荒川の水位計が設置されていて、このあたりが海抜0M以下の地帯であることがわかります。
 亀戸駅から北へ伸びる路地に入ると、下町の飲み屋街の趣が。一皿250円の「亀戸ぎょうざ」が人気のようです。 路地から表通りの亀戸十三間通り商店街(明治通り)へ。商店地主はマンションの大家と化し、1階のお店はチェーン店ばかり。商店街としての結束力が弱くなり、開いているお店が「13軒」と言われるような状況のようです。

(写真をクリックいただくと街歩きの様子がご覧いただけます)

亀戸梅屋敷

 蔵前橋通りとの交差点まで歩くと、角地に「亀戸梅屋敷」が。
 江戸時代に賑わいを見せていた梅の名所にちなんで名付けられ、江戸/下町/亀戸の粋な歴史と文化を世界に発信する拠点として、亀戸大根、佐野みそ等、地域の名品を一同に揃えた「亀戸物産店」と「観光案内所」、江戸切子ギャラリーや無料休憩所等が設置された「交流ホール」から構成されています。
 事業をまとめられ、アサリ鍋で有名な隣接の老舗「升本」も経営されている、塚本理事長からのご挨拶のあと、諸橋館長より館の成り立ちや特色について、熱く語っていただきました。
 かつては銀行所有だった約440坪の土地を江東区が購入し、経産省からの補助金等の活用により建物を整備、事業組合が運営する、公設民営方式のプロジェクトで、敷地内には、旧中川で水上運行も可能な水陸両用バス「SKYDUCK」の発着場も設置されています。

(写真をクリックいただくと亀戸梅屋敷の様子がご覧いただけます)

 次は、交差点を渡って徒歩数分に佇む、亀有香取商店街へ。
  こちらは、東京都や江東区の事業も活用し、昭和のレトロをテーマに看板建築で景観の統一が成され、日本酒の美味しい「発酵文化応援団」や、レバーガーが目玉商品になっている飲み屋「nonno」等、個性的なお店が軒を並べています。
 お店の名物おばちゃんとの会話も楽しみつつ、商店街を歩いてゆくと、1300年の歴史を有する「香取神社」へ。かつては戦の神様でしたが、柔道選手が参拝後、金メダルを取得したことから、「スポーツの神様」として有名になり、7年後の東京オリンピックも見据え、ますます「勝」にこだわる人々の人気スポットになりそうです。

 最後に、梅屋敷に戻り、多目的ホールでビールと共に歓談です。本日お世話になった金子先生と共に、下町の賑やかな夜のはじまりです。歓談後は、お目当ての名店を目指して、小グループごとに街へ繰り出してゆきました。

(写真をクリックいただくと亀戸香取商店街の様子がご覧いただけます)
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