楽しくて怖い話? 街中もなんだかせわしなく映る師走。来年の足音も確実に聞こえています。アキバテクノクラブの2007年は「インターネット社会」にひそむ“光”と“陰”に焦点を当て、締めることになりました。「インターネット社会とリアル社会の『接点』とは?」を命題に楽しく怖い話が次々と展開されていきました。 最初にインターネット協会ホットラインセンターの宮崎氏からは、 インターネットによって新たに起こった問題、元来持ちうる問題、ネットの普及によって増長してしまった問題について、お話いただきました。ネット上に掲載される有害情報と違法情報の違いなど、微妙な解釈の上になりたっていることがわかりました。「実社会では落書き程度のものがインターネット社会では思わぬ反響となってしまう」ことを肝に銘じたいものです。 次にニフティ(株)ブログサイト「ココログ」の開発チームから田代氏より、ブログから展開するグローバルなネット社会についてお話いただきました。アメリカの9.11をきっかけに情報共有を比較的容易にできるブログは急速に普及していきました。ブログを通じて世界的なコミュニケーションが可能であるという、ちょっと面白い一面を見せていただきました。