「モノづくり改革−モノづくりは人づくり−」
3年目を迎えたアキバテクノクラブ、交流会は20回を数えました。新年度最初の講演は秋葉原ダイビルに“同居”されている日立製作所モノづくり技術事業部の松崎事業部長による「モノづくり」のお話でした。
幅広く総合メーカーとして活躍する日立製作所がモノづくり技術事業部を立ち上げた大きな背景には消費者と生産者の両面からの視線で生産技術の強化、開発設計プロセス、消費者ニーズまでカバーすることにあったとのこと。なかでも「技能」をいかに「技術」としてより客観的に体系付けて後世に伝えるかを、ビジュアルソフト等を活用して整理されていたり、
人づくりの一環として、「改革」マインドを持つ社員を育成するために、意欲的な社員をピックアップして、若いときから様々なセクションで実務を体験させて、全体を見通す視野を持ってもらうことが必要だとお話いただきました。
秋葉原に拠点を構えることも、そういった追い風を受けているのでしょう。
「ニッポン」のモノづくり、まだまだこれからですね。
|