2019年度 第6回アキバテクノクラブオープンセミナーは、株式会社アバンアソシ
エイツ
との 共催で、「日本経済再生のシナリオ」シリーズで何度もご登壇いただい
ている小黒一正
氏をお招きし、消費税10%以降の日本の財政及び政策の現状と課題
を詳らかにし、持続可
能な日本の経済・財政の展望について語っていただきます。
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消費税が10%に引き上げられた。平成元年4月に初めて消費税3%が導入されて
から
すでに30年以上が経過している。十数年にわたって取り組まれてきた施策
「社会保障・
税一体改革」は終了した。しかし、団塊の世代が75歳以上となる
2025年問題はじめ、改。
革はまだまだこれからが正念場。
政府の予測では、2018年
に121兆円だった社会保障給付費が、2040年度には6割増の
190兆円にまで膨れ上
がる。
今年夏には、年金財政の健康診断である2019年財政検証が公表されたが、「老
後資
金は2000万円必要」というフレーズで金融庁審議会の報告書を担当大臣が受
け取らない
事態となったのは記憶に新しい。
一方で人口減少による都市の縮退や公共施設の更新需要のひっ迫など、行財政
の抜
本的な見直しが待ったなしだ。
政府は「全世代型社会保障」の検討を行い、
来年夏に改革の方向性を取りまとめる方針
だが、本当の改革には何が必要なのか。
講演では、財政及び政策の現状と課題を詳らかにし、持続可能な日本の経済・
財政の
展望について語っていただきます。
平成時代を振り返り2020TOKYO後の令和時代に如何
に備えるか――実りある新し
い年を迎えるためにも、師走のこの機会に奮ってご参加くだ
さい!
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【日 時】 2018年12月16日(月)
17:30〜 受付
18:00〜19:20 講演会
19:30〜 交流会
【場 所】 秋葉原ダイビル5F、5C会議室(講演)
産学交流ゾーン(交流会)
【定 員】 80名(先着順)
【テーマ】 『日本経済・財政の展望と課題〜消費税10%以後の改革に向けて〜』
【講 師】 小黒 一正氏(法政大学経済学部教授)
1974年生まれ。京都大学理学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課
程
修了(経済学博士)。1997年 大蔵省(現財務省)入省後、大臣官房文書課
法令審
査官補、関税局監視課総括補佐、財務省財務総合政策研究所主任
研究官、一橋
大学経済研究所准教授などを経て、2015年4月から現職。
財務省財務総合政策
研究所上席客員研究員、経済産業研究所コンサルティ
ングフェロー、厚生労働省
「保健医療2035推進」参与。内閣官房「革新的事
業活動評価委員会」委員。鹿島
平和研究所理事、新時代戦略研究所理事、
キャノングローバル戦略研究所主任研
究員。2013年度より潟Aバンアソシエイ
ツシニアリサーチャー。
専門は公共経済学。
世代間衡平や財政・社会保障を中心に研究している。
近著に『どうする地方創生』
『財政と民主主義』『2025年、高齢者が難民になる
日』(以上、日本経済新聞社)、
『財政危機の深層』(NHK出版新書)等多数。
【主催】 株式会社アバンアソシエイツ・アキバテクノクラブ
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